過去ログ - 六畳世界から考察するチョコレートと恋愛ごとにおける関係
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◆jZl6E5/9IU
[saga]
2017/03/02(木) 22:44:13.20 ID:3fRTx7810
このようなやり取りをしながら、彼らはそれぞれに城々崎氏の車とバンに乗り込み、夕暮れの街へと消えていった。あとには私と明石さんだけが残されるだけである。
そこでようやく、私はほぼ落ち着きを取り戻した。呆然と小津たちの乗った車を見送ると、私はゆっくりと明石さんを見た。彼女はただ毅然と構えて、ずっと私のことを見つめていたようだった。
勘違いでなければ、おそらく私からの何かしらの一言を待っている。私は上げたままであった自分の両手に今度は視線を移した。そこには確かに、小さな箱の世界に座り込むもちぐまたちがいた。
とりあえずと私はそれに蓋をし、小さな箱を羽織っていたコートの大きなポケットに仕舞い込む。それから、なんとなく明石さんにお誘いをした。
「明石さん、このお礼に猫ラーメンを食べに行きませんか?」
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