過去ログ - 六畳世界から考察するチョコレートと恋愛ごとにおける関係
↓
1-
覧
板
20
176
:
◆jZl6E5/9IU
[saga]
2017/03/02(木) 22:54:58.52 ID:3fRTx7810
明石さんはまっすぐに、なんの照れも躊躇いもなく、あっさりとした調子でそう言うと、つるつるとまたラーメンを啜った。私はただ、その横顔を見つめていた。彼女のその姿に、腹の辺りにふわふわとした温かな感覚を抱いた。胸の奥底のどこかがむず痒く感じる。しかしそれを不快には思わない。むしろもっと感じたいと思う温かさだった。
ああ、そうか。彼女は、私のような阿呆のために。急にある言葉を、私は脳裏に思いついた。それはこれまでにないほどに私らしくもなんともない、陳腐かつ大味な台詞であった。正直なところ、口にするのも恥ずかしい。しかし、今。先ほどの公開処刑によって、私に捨てるような恥などもうなかった。
私は決心を固め、行動を起こすことにした。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
188Res/155.37 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 六畳世界から考察するチョコレートと恋愛ごとにおける関係 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1487164822/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice