過去ログ - 六畳世界から考察するチョコレートと恋愛ごとにおける関係
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175: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2017/03/02(木) 22:51:59.37 ID:3fRTx7810
「でも、チョコを用意してくれたのなら、どうしてあんな嘘を?」

「嘘?」

「だって、君は昨日言っていたろう。バレンタインなど、あまり好きではないと」

昨日の彼女との会話を思い返す。あまりバレンタインには乗り気ではないと、彼女はそう言っていた。だから私はそのような期待をすることを諦めたというのに。

すると、彼女はすっぱりとこう返した。

「それは本当のことです」

「え?」

驚く私に、明石さんはすらすらと特に言い淀むこともなく続けた。

「私がチョコを用意したのは、小津さんに聞いたからです。先輩が私のチョコを欲しいと思っていると。ですから、用意したのです。先輩に喜んでほしかったので」


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