過去ログ - 海未「他人の唾液を啜らないと死んでしまう毒薬をマフィアに打たれたようです」
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50: ◆qpwZInm6fw[saga]
2017/02/18(土) 17:40:14.24 ID:zPfl3jU20
にこ「なぁに余裕こいてんの! 覚悟しなさい!」


 にこ始め三人が機関銃を私に向けて構えました。
 同時に私は懐に手を伸ばすと、掴んだ物体を体の前に差し出しました。


海未「これ、先程あなたたちに投げた手榴弾です」

にこ「あんたが手榴弾投げる前に銃撃つ方が早いわ!」

海未「でしょうね。ですが正確に手榴弾以外の場所を狙えますか? にこたちも私同様そんなに射撃上手くないでしょう?」

凛「うん? ……あ、海未ちゃん狙って撃ったら間違って手榴弾に命中させちゃうかもしれないってこと?」

海未「そうです。この近距離で炸裂したら、私だけではなく三人とも木っ端みじんですよ」

凛「そうなったら大変だにゃー!」

花陽「わ、私が機関銃じゃなくてスナイパーライフルできちんと狙えば……!」

海未「そんな間を与えずピン抜いてポーイ」


 おもむろにピンを抜いた私は手にしたものをにこりんぱなに向けて投げつけました。
 三人は面白いように慌てふためき、銃を投げ捨てそっくりな動作で頭を抱えてその場に屈み込みました。
 屈んだところで爆発から免れられるはずありませんのに。


海未(まあ、本当に手榴弾が爆発したらの話、ですけど)


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