39:名無しNIPPER[saga]
2017/02/24(金) 02:04:57.15 ID:whLr7hPA0
凛「でも……何も見えなかった。その瞬間、私には未来が無いように思えたんだ」
つかさ「だから、今までのすべてを捨てちまうのかよ……」ギリギリ・・・
凛「つかさの活躍はテレビで何度か見てたよ。うん、私以上だった。これならみんなを任せられるね」
つかさ「凛……テメェ……」
そこにアタシの目標だったトップアイドルはいなかった
目の前にいたのはただの自分を見失っている少女でしかなかった
つかさ「凛、アタシが言ったことを覚えてるか?」
凛「うん、『未来のことを考えろ?』でしょ」
つかさ「お前は何も分かっちゃいねーよ。お前は未来を考える時に誰かと相談したか? 卯月や未央、奈緒に加蓮、事務所には頼れるヤツがいっぱいいるだろ? 誰かと相談したのかよ」
凛「そんなの……私のことは自分で考えなきゃ……他の誰かを頼ることはできないよ」
おおよそ予想できた言葉にため息が出る
こいつも頑固だなぁ
つかさ「あのなぁ、確かに自分のことを決めるのは自分自身だ。でもな、誰も頼っちゃいけないなんて一言も言ってないぜ、アタシだって分からない時は誰かの意見は貰うさ。例えば、アイドルのことならプロデューサーに聞く。人生経験についてなら瑞樹さんや楓さんにも聞いてもいいだろ?」
凛「そんな、私のことなんて……」
つかさ「ばーか、大人に聞きにくくてもお前にはもっと身近に仲間がいたはずだろ?」
もちろん、それは凛も分かっているはずだ
凛「うん、卯月や未央に聞くこともできた。でも……」
つかさ「それがイヤならアタシのところに来い、アタシでよければなんでも聞いてやるよ」
凛「つかさ……私、どうすればよかったのかな」
ああもう、どうしてこんな時に泣くんだよお前は
せっかくの美人が台無しだろ
泣くならもっといい場所……ステージが終った後でもいいだろ
凛「ぐすっ……私、どこで間違えたんだろう……大切なものを捨てて、自分の可能性を閉ざして、つかさを巻き込んで……」
つかさ「お前はまだ15歳だ、アタシも18だけどさ。分からないことはいっぱいあるよ。もっと周りに頼ってもいいだろ?」
凛「ぐすっ……うん……」
つかさ「もう泣きやめって、ほらハナコも心配しているぞ」
>クゥ〜ン……
凛「あはは……大丈夫だよハナコ。ありがとね」
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