過去ログ - ハルヒ「キョンが女の子だったら良かったのに……」キョン「……は?」
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1:名無しNIPPER[sage]
2017/02/26(日) 22:43:50.94 ID:Erqo33dK0
タイトル通り、性転換モノです。
苦手な方は、ご注意下さい。

以下、本編です。

SSWiki : ss.vip2ch.com



2:名無しNIPPER[sage]
2017/02/26(日) 22:45:40.12 ID:fK4U890c0
キョン子のAA必要?


3:名無しNIPPER
2017/02/26(日) 22:46:16.13 ID:Erqo33dK0
二月も下旬となり、ようやく氷漬けになった北半球が解凍される兆しが訪れた……かのように見せかけて、朝晩はまだまだ冷える、そんな曖昧な季節。

今日も今日とて、部活動という名目で何をするでもなく部室に居座り、俺はひたすらに怠惰を貪っていた。

いや、何をするでもなく、というのは言い過ぎか。
以下略



4:名無しNIPPER[sage]
2017/02/26(日) 22:48:12.98 ID:Erqo33dK0
>>2
AAはどうぞご自由に


5:名無しNIPPER[sage]
2017/02/26(日) 22:50:46.03 ID:Erqo33dK0
ハルヒ「ねぇ、それってもしかして……『連れション』ってヤツ?」

古泉と連れションなどまっぴら御免だった俺が、どうやってそれをを阻止しようかと考えあぐねていると、ハルヒは唐突に目を輝かせてそう聞いてきた。

もしかしても何も、これが連れション以外に何に見えるんだ?
以下略



6:名無しNIPPER[sage]
2017/02/26(日) 22:53:03.65 ID:Erqo33dK0
ハルヒ「はぁ……あんたって、本当に馬鹿ね」

我ながら冴えた提案だと思っていたら、ハルヒは嘆息し、にべもなく却下した。

キョン「何が不満なんだよ。朝比奈さんや長門とは連れション出来ないってのか?」
以下略



7:名無しNIPPER[sage]
2017/02/26(日) 22:55:27.44 ID:Erqo33dK0
冗談のつもりだった。
しかし……

ハルヒ「キョンが女の子だったら良かったのに……」

以下略



8:名無しNIPPER[sage]
2017/02/26(日) 22:56:53.04 ID:Erqo33dK0
ここまでくれば如何に鈍い俺だって、団員達が何を恐れているのかを理解できた。

先述した通り、涼宮ハルヒは願望を実現出来る能力がある。

つまり、古泉達はその能力で此度の願望が実現されるのではないかと恐れているのだ。
以下略



9:名無しNIPPER[sage]
2017/02/26(日) 22:57:37.44 ID:MxdAwx+u0
会話が汚い


10:名無しNIPPER[sage]
2017/02/26(日) 22:58:39.42 ID:Erqo33dK0
古泉「上手くいきましたね」

キョン「ふん。毎度毎度、大袈裟なんだよ、お前は」

難なく窮地を脱した俺達は、現在、絶賛連れション中である。
以下略



11:名無しNIPPER[sage]
2017/02/26(日) 23:39:50.44 ID:Erqo33dK0
てす


12:名無しNIPPER[sage]
2017/02/26(日) 23:42:34.18 ID:Erqo33dK0
その後、部室に戻った俺と不審者は、ハルヒの羨ましそうな視線を浴びながら、帰り支度をして帰路についた。

男の俺からするとよくわからんが、ハルヒはどうも連れションに夢を見過ぎているようだ。

しかしまあ、気持ちはわからんでもない。
以下略



13:名無しNIPPER[sage]
2017/02/26(日) 23:46:23.32 ID:Erqo33dK0
柔らかで、ひんやりとしたその手の感触に戸惑い、まるで意図がわからず呆気に取られていると……

長門「……はむっ」

いきなり手首に噛み付かれた。
以下略



14:名無しNIPPER[sage]
2017/02/26(日) 23:50:41.77 ID:Erqo33dK0
翌朝。

キョンの妹「朝だよ〜!おーきーてー!!」

けたたましい目覚まし時計のベル……
以下略



15:名無しNIPPER[sage]
2017/02/26(日) 23:50:49.18 ID:kypuaPgjo
キョン子なのかハルヒコなのか...


16:名無しNIPPER[sage]
2017/02/26(日) 23:53:49.09 ID:Erqo33dK0
キョンの妹「お姉ちゃん何してんのー?」

キョン「お、お姉ちゃん……だと?」

どうやら一夜にして背中の中ほどまで伸びてしまったマイヘヤーを、さわさわニギニギしていると、ポカンと口を開いた妹が不思議な物を見るかのような目をして、俺のことを『お姉ちゃん』と、そう呼んだ。
以下略



17:名無しNIPPER[sage]
2017/02/26(日) 23:56:34.04 ID:Erqo33dK0
いやはや、参った。

あの後、妹の手前、取り乱すわけにはいかず、素知らぬ顔で朝食を摂り、歯磨き洗顔をして、邪魔な髪を悪戦苦闘しつつ後頭部で一本に束ねた俺は、ようやく完全に状況を把握した。

俺は、本当に女になってしまったみたいだ。
以下略



18:名無しNIPPER[sage]
2017/02/26(日) 23:59:02.11 ID:Erqo33dK0
試行錯誤を繰り返し、なんとか制服を着用した俺はトボトボと通学路を歩く。

キョン「……寒い」

奥歯を噛み締めつつ、白い息と共に思わず漏れる恨み言。
以下略



19:名無しNIPPER[sage]
2017/02/27(月) 00:01:01.64 ID:HHOZvDS20
谷口「よぉ!キョン子!!」

キョン「どぁっ!?」

ガタガタ震えながら歩いていると、突然背中を叩かれ、その衝撃に吹っ飛びそうになってる俺の背に、馬鹿みたいな大声が響いた。
以下略



20:名無しNIPPER[sage]
2017/02/27(月) 00:03:05.78 ID:HHOZvDS20
ID変わりましたが>>1です。
続きです。

谷口「あん?どうしたキョン子。教室に行かねぇのか?」

以下略



21:名無しNIPPER[sage]
2017/02/27(月) 00:05:47.89 ID:HHOZvDS20
キョン子「……ちくしょう」

足を内股にして、もじもじとしていても埒があかない。

このままでは漏らすだけだ。
以下略



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