過去ログ - 小鳥「プロデューサーさん、アイドルの趣味くらいは把握しておいて下さいね♪」
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78: ◆GSeEbMOHtqeR[saga]
2017/03/10(金) 01:32:58.42 ID:ZYn9bEvc0

P「渡された時に聞かなかった俺も悪いけどさ。何かないのか?」

ジュリア「・・・」

P「それともあれか?ただかっこつけたかったとか」  ジュリア「違うわこのバカP!」

ジュリア「・・・あたしだってライブハウスに行ったり、新譜・旧譜を探し回ったりはするさ」

P「やっぱり無趣味じゃないのか。ならどうしてそう書かなかったんだ?」

ジュリア「・・・から」   P「え、なんだって?」

ジュリア「その、・・・だよ」ボソボソ   P「ごめん本当に聞こえない」

ジュリア「〜っだから、そういうのを書くのはアイドルとしてどうなんだって悩んだんだよ!そん時」

P「・・・あー、まぁ・・・なるほど。けどそんなのは」

ジュリア「分かってる。今なら言えるけど、そんなの杞憂だった」

ジュリア「・・・ようするになんだかんだビビってたのさ。未知の世界に飛び込んじまった、って」

ジュリア「ありのままを貫ける自信もなけりゃ、『アイドル』に徹する覚悟もなかった」

ジュリア「まだただの一般人だったあの頃に、そんなのを求めるのは酷な話だけどさ。多分そういうちっちゃな葛藤が・・・」

P「この『なし』に現れた、ってわけか」

ジュリア「ま、その反動で好みの欄は考えんのが面倒になったなったんだろうな。どうにでもなれ、って」

P「・・・ごめんな。出会ったばかりの頃とはいえ、気付いてやれなくて」

ジュリア「あー、ここまで話しといてあれだけどさ、そんな重く捉えなくてもいいぜ、プロデューサー」

ジュリア「あたしもあんたに聞かれるまで、すっかり忘れてたし」

ジュリア「この事務所でやってくうちに、そんなんで悩むのが馬鹿らしく感じたんだろ」ニシシ

P「そうか。なんだか済まないな、色々思い出させて」

ジュリア「まったくだ。こんなに喋ったの久しぶりだぜ?」

ジュリア「・・・そうだバカP、ライブ直前なのに湿っぽいのは勘弁だ。調整がてらギター弾くから、聞いてけ!」

P「あはは。分かったよ」


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