過去ログ - 片桐早苗「あたしだけの特効薬」
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7:名無しNIPPER[saga]
2017/03/07(火) 23:17:51.17 ID:2xfEaWy9O
「それやっぱりやりたくなっちゃうわよねえ」

 早苗は自身に付いている水滴を拭き取り、着替えを始めた。疲れから動作が遅く、思うように手足が動かない。頭の中ではもっと早く動かそうとしているのだが、どこかで動かすのが億劫だという早苗がいた。それでも何とか手足を動かし続ける。

「やあっと着替え終わった。疲れた……」

「お疲れ様ですー」

「雫ちゃんもお疲れ様。しっかし、寄る年波かしらねえ」

 わざとらしく肩に手を置き、首をぐるりと回す。ぽきぽきと関節の鳴る音がした。

「そんなことないですよー。早苗さんは若いです」

「そうですよ! あ、なんならサイキックマッサージをして疲れを吹っ飛ばしてあげましょうか!?」

「あはは、ありがとう。サイキック……マッサージに関してはまた今度お願いするわ」

 早苗は素直に二人へ感謝の意を示し、一回大きく伸びをした。そして二人を引き連れ脱衣所を出、さらに外で待っているだろう人物の元まで行った。


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