過去ログ - 最原「超高校級のラッキースケベ?」天海「2スレ目っす!」ダンガンロンパV3
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713:名無しNIPPER[sage]
2017/03/27(月) 22:13:28.68 ID:0enKfPHSo
アンジーに逆らった人殺されてそう


714:名無しNIPPER[sage]
2017/03/27(月) 22:16:14.86 ID:eH8+wWWa0
ああ^〜アンジーにドロドロにしてもらいたいんじゃ〜


715:[saga]
2017/03/28(火) 21:00:14.01 ID:Xjgeku7O0
最原「春川さん……言い方さえ変えれば彼女は僕の要求を呑む筈だ……でも、本当にそれで良いのか?」

最原「……いや、もう手遅れなんだ。なら、徹底的に利用してやればいいじゃないか。そうさ、皆のために心を鬼にすれば良いんだ……!」

――――――――――――――――――――
以下略



716:[saga]
2017/03/28(火) 21:00:59.83 ID:Xjgeku7O0
「皆、皆……私に会いに来なくなっちゃった。当然だよね、こんな私に会いたい奴なんているわけないもんね……」

 そう言って春川さんは自嘲気味に笑うと、寂しそうに涙を流した。本心からの涙をこぼしながら、すがる様に僕に語りかける。

「ねぇ、最原……もう、あんたしかいないんだ……私が殺そうとしたあんたに罰を与えて貰える事でしか、私は生きている事を実感出来ないんだよ……」
以下略



717:[saga]
2017/03/28(火) 21:02:03.75 ID:Xjgeku7O0
「痛い、苦しい、辛い……私は、アンタにこんな事をしようとしてたんだね……?ひどい奴だね、私は……」

 荒い呼吸を整えながら春川さんが言う。痛みと悲しみで涙を浮かべながら彼女は僕に懇願した。

「……お願い最原、私を殺して……あなたが居なくなれば、私は生きる意味がなくなるから……だから、いつか私に最大の罰を与えて……お前の居場所はもうどこにも無いんだって吐き捨てて、ここに私を置いていってよ……!」
以下略



718:[saga]
2017/03/28(火) 21:02:53.85 ID:Xjgeku7O0
最原(入間さん……やっと、やっと彼女を救うことが出来る!もう、怯える必要は無いんだって言えるんだ!)

最原(すぐに告白しに行こう!二人で出られるよ、入間さん!)

――――――――――――――――――――
以下略



719:[saga]
2017/03/28(火) 21:03:42.29 ID:Xjgeku7O0
『最原へ……俺様は、お前に謝らなきゃいけない。これを読んでいるって事は、全てが終わった後だと思うから詳細は書かないけど、どうか俺様の気持ちを知って欲しくてこれを書く』

 意外と綺麗な字で、それは書かれていた。所々ぐちゃぐちゃになっているその手紙を僕は読み進める。

『お前はいつも俺様を励ましてくれた。きっと外に出られると、そう言って希望を持たせてくれた。その事を俺様はすごく感謝してる』
以下略



720:[saga]
2017/03/28(火) 21:07:56.56 ID:Xjgeku7O0
 涙が勝手に溢れて来ていた。手は震え、膝からは力が抜けて行く。

 振り返りたくない。そうすれば、全てを知ってしまう。もう、入間さんがどこにも居なくなってしまったと言う事を現実だと認識してしまう……

 だから僕は振り返れなかった。立ち上がることも出来なかった。
以下略



721:[saga]
2017/03/28(火) 21:09:44.04 ID:Xjgeku7O0
「嬉しいわ最原くん……やっぱりあなたは私を選んでくれたのね……!」

「東条、さん……」

「これからは私があなたの為になんでもしてあげるわ!そう、何でもね……!」
以下略



722:[saga]
2017/03/28(火) 21:15:10.47 ID:Xjgeku7O0
 怒気を孕ませた声で叫ぶ東条さんに恐怖を感じる僕。そんな僕の怯えを見て取ったのか、彼女は泣きそうな表情になると必死に詫び始めた。

「ああ、ごめんなさい……恐かったわね、私は酷い人間ね……。でもお願い、分かって欲しいの……!」

「私はあなたの為ならなんでもしてあげる。食事も洗濯も、あなたが望むのならば性欲の処理も喜んでさせて貰うわ。でも、この部屋から出て行く事だけは駄目よ」
以下略



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