過去ログ - 最原「超高校級のラッキースケベ?」天海「2スレ目っす!」ダンガンロンパV3
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844:[saga]
2017/04/01(土) 19:42:34.31 ID:LwKJSixB0
最原「……ふざけるなよ……っ!」

白銀「……そうだよね。そう思うよね……。怒って当然だよ、私は、皆を……」

最原「……僕たちのことを甘く見ないでよ……!僕たちは、君の事をそんな風に思ったりなんかしないよ……!」
以下略



845:[saga]
2017/04/01(土) 19:43:21.77 ID:LwKJSixB0
――――――――――――――――――――

 そうして、僕たちは全てを皆に告白した。白銀さんの知る全ての情報と、僕と天海くんが行っていたラッキースケベの数々を包み隠さずに皆に話した。

 皆は突きつけられた真実に驚愕し、動揺した。まさか自分たちの中に裏切り者がいるだなんて考えても見なかったのだろう。そして、自分たちがフィクションの存在になってしまったことにもショックを受けていた。
以下略



846:[saga]
2017/04/01(土) 19:44:03.52 ID:LwKJSixB0
「……皆に許して貰えちゃった……なんか、まだ実感が無いな……」

 夜、中庭のベンチに座りながら星空を見上げていた僕の隣で白銀さんが呟く。やや無気力で、だがどこか嬉しそうなその声に僕は微笑んだ。

「言ったでしょ?皆、君を許すに決まってるって」
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847:[saga]
2017/04/01(土) 19:44:42.05 ID:LwKJSixB0
「……そういえば、私まだちゃんと返事して無かったね、最原くんの告白に、さ……」

 一歩、二歩とベンチから離れて歩みを進める白銀さん。その背中を見つめながら僕は息を呑んだ。

「……改めて、ちゃんと返事をさせて貰うね。最原くん……!」
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848:[saga]
2017/04/01(土) 19:48:08.28 ID:LwKJSixB0
最原(夢野さん……孤独を恐れ、何かにすがろうとしていた彼女も今では普通に笑えるようになった。優しくて明るい女の子として、僕を笑顔にしてくれている……)

最原(きっと、あの笑顔があったから僕も強くなれたんだ。夢野さんを守ろうって、ずっと一緒にいようって思える強さを僕は彼女から貰ったんだ)

最原(だから……ちゃんと届けなきゃいけない。僕の感謝の気持ちと、正直な思いをちゃんと伝えるんだ!)
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849:[saga]
2017/04/01(土) 19:51:32.72 ID:LwKJSixB0
―――最原の研究教室

最原「……そろそろかな」

―――ガチャッ
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850:[saga]
2017/04/01(土) 19:52:51.35 ID:LwKJSixB0
夢野「……お主には感謝しておる。ウチはお主から繋がりの大切さを教えて貰った。例え皆と離れても、心は繋がっている……そんなことを教えて貰ったから、ウチは皆と離れることが恐くなくなったんじゃ。その事を教えてくれた最原には感謝しておるんじゃぞ」

最原「夢野さん……!」

夢野「じゃから……お主に嫌われてしまったら、ウチはとても辛いんじゃ。胸がチクチクして、涙が出てきてしまう……これは、ウチの魔法でもどうしようもないんじゃぞ……」ポロポロ…
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851:[saga]
2017/04/01(土) 19:55:06.33 ID:LwKJSixB0
最原「そうだよ。だから泣かないで……夢野さんが泣いてると僕も悲しくなるんだ。どうか、僕の大好きな笑顔を見せて欲しいな」

夢野「………」

最原(……夢野さんの体、震えてる……温かくて小さなこの女の子に僕の思いが届くと良いな……)
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852:[saga]
2017/04/01(土) 19:59:21.72 ID:LwKJSixB0
最原「……うん。やっぱり夢野さんの笑顔は素敵だよ。僕も心が温かくなってきた」

夢野「か〜っかっか!当然じゃ!何せウチは魔法使い!誰かを笑顔にする事が大得意じゃからの!」

最原「ふふふ……うん、そうだね。夢野さんの笑顔があれば、誰だって笑顔に出来るよ!」
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853:[saga]
2017/04/01(土) 20:00:00.17 ID:LwKJSixB0
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 それから程なくして、モノクマは外の世界に続く扉を開いた。事情を知っている僕以外の人たちは困惑していたけど、先頭に立って進む僕に続いて外に出る事を決めたんだ。

 そして……僕たちは知ってしまった。自分たちが自ら望んでこのダンガンロンパに参加していた事や自分たちがフィクションの存在と化してしまった事、そして、今までの学園生活が全て見世物にされていた事を……
以下略



854:[saga]
2017/04/01(土) 20:00:33.14 ID:LwKJSixB0
「秘密子、今百田くんから返事があって、必ず出席するからって言ってたよ!」

「そうか!アンジーと転子も来ると言っておったわい!これでまた全員出席じゃな!」

 愉快そうに秘密子が笑う。とても嬉しそうなその笑顔を見ていた僕の口元にも自然に笑みが零れ、幸せな気分になった。
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