過去ログ - 妖狐姫「わらわの座椅子となるのじゃ」
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◆hs5MwVGbLE
[saga]
2017/03/09(木) 21:20:20.61 ID:l6gu8MXB0
俺の人生は終わっていた。
いや、具体的には俺が勝手に終わらせたと言う方が正しいか。
高校卒業後『ただただ働きたくない』『社会が怖い』という理由から地元の適当なFラン大学へ入学。
しかしだ、Fラン大学へ入学したということは察しがいい奴ならもう分かっているだろうが俺は勉強も嫌いだ。
ロクに大学に行かず、バイトをするわけでもなく実家暮らしでゴロゴロゴロゴロとニート同然の暮らしをしていた。
親からは呆れられ、大学をやめてなんでもいいから手に職をつけろと毎日のように言われている。
日に日に親と会話するのも辛くなり、だからと言って大学の教諭と顔を合わすのはもっと辛い…
そんな俺を責めもせず癒してくれるのは二次元の女の子と飼い猫だけだった…。
俺の存在価値は飼い猫の座椅子役だけとなっていた。
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