過去ログ - 妖狐姫「わらわの座椅子となるのじゃ」
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20:名無しNIPPER[saga]
2017/03/09(木) 21:36:23.86 ID:l6gu8MXB0
男「あ、あの…やっぱ何かの間違いなんですかね」

妖狐姫「そんなことはないぞ?」

てんこ「姫様は少し黙っていてください」

妖狐姫「むぅ…」

てんこさんは妖狐姫を軽くなだめると改めて口を開いた。

てんこ「始まりは昨年、この街の領地主…姫様の父上様が病気で亡くなられたころだった」

てんこ「実は姫様の母上は姫様をお産になったさいに他界されて…後継者にあたる姫様は見ての通りまだ幼く、それをいいことに隣街の主が領地を拡大しようと姫様に婚姻を迫っておるのだ」

てんこ「結婚しないのならとどんどんこの街の商人を買収していって…今や賑わう市場も城の近くのあの場所だけとなり、この街は街として成り立つのにはギリギリな状況なのだ…」

男(なるほどな)

どうやら単なるお子様の悪ふざけではなかったらしい。



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