過去ログ - 緒方智絵里「私の特別な、あの人からの贈り物」
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名無しNIPPER
[sage]
2017/03/14(火) 06:56:41.94 ID:q99gSoWJ0
「あっ、でも駄目だよ、まゆちゃん」
しかし、それを咎めるかの如く、まゆを制する様に智絵里はそう言うのだった。
「智絵里ちゃん……? 何が、駄目なんですかぁ? 自分だけが得する様な事をして、まゆには駄目って言う……これって……おかしくないですかぁ……?」
「ううん、おかしく無いよ。だって……まゆちゃんの要求は、根本的に間違ってるから」
「間違って、る……? 智絵里ちゃん……何が間違ってるんですかぁ……?」
憎悪と嫉妬の籠った視線を、まゆは智絵里にへと向ける。
普通なら恐怖か委縮、または怯えるかしてもおかしくは無い程の気迫。
けど、智絵里はそんなプレッシャーなんてそよ風の様にしか感じてなかった。
だから、堂々とした立ち振る舞いで、まゆの視線から逃げようとせずに、智絵里は立ち向かう。
「前にまゆちゃんも、プロデューサーさんとキス……したよね?」
そして智絵里は怪訝そうに、まゆに向けてそう問い掛けるのであった。
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