過去ログ - 緒方智絵里「私の特別な、あの人からの贈り物」
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94:名無しNIPPER[saga]
2017/04/04(火) 07:56:10.54 ID:wTz2u0Hv0
「……顔を、上げて下さい。プロデューサーさん」


そんなHに対し、藍子は静かに、そう言った。


Hはそれに従い、床に付けていた頭をゆっくりと上げていく。


徐々に開けていく視界の中。Hが捉えたのは、優しく微笑む、藍子の顔だった。


「別に、謝らなくても……いいですよ」


その上、藍子はHの行いを許すべく、そう告げるのである。


「い、いや、だって……」


「だって……じゃないです。プロデューサーさんが、謝る事は無いんですから」


「な、何で、そんな……」


「前に、言ったじゃないですか。性欲を満たしたいのなら、私が満足させるって。だから、気に病む事はありません。私から言った事なんですしね」


そう言ってから、また藍子はHに微笑みかける。


それからHの肩に手を伸ばし、そっと抱き寄せ、自分の胸の中にHの顔を埋めさせた。





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