過去ログ - 緒方智絵里「私の特別な、あの人からの贈り物」
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95:名無しNIPPER[saga]
2017/04/04(火) 07:57:00.17 ID:wTz2u0Hv0
「ちょっと痛かったし、苦しかったりもしましたけど……でも、嬉しかったです。プロデューサーさんと、こうして結ばれて」


「あい、こ……うっ、うぅっ……」


藍子の体に触れ、体温を感じ、そして優しさが身に沁みた事で、Hの瞳から涙が浮かび上がる。


そして藍子の胸の中で、むせび泣くのであった。


「よしよし……大丈夫、ですからね」


藍子はそんなHを見て、まるで母親が子をあやす様に、Hの頭を優しく撫でる。


Hはそれを嫌がらずに、素直に受け入れる。


全てを藍子に委ねて、ただただ甘えるばかりだった。


「……どうです? 落ち着きましたか?」


「……うん」


「ふふっ、それじゃあ……落ち着いた所で、シャワーでも浴びてきて下さい。私もプロデューサーさんも、汚れに汚れきってますから」


確かに、とHはそう思った。


昨夜の好意のせいで、お互いに、お互いのですっかりと、汚れているのである。





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