34:名無しNIPPER[saga]
2017/03/21(火) 18:11:24.90 ID:PQpbCdMUO
「…もう、いやだよ…」
自分でもどうなって欲しいのか分からなくて。
そして、やっと気付いたんです。
私は、目を背けて来たんだな、って。
ずっと逃げ続けて来たんだな、って。
向き合う事が怖くて、また何かが変わっちゃう事が怖くて。
だから考えないように、何も変わらないように。
ずっとずっと、目をそらし続けて。
解えの無い問題から、逃げ続けて。
でも、静香ちゃんは私と向き合ってくれました。
真っ正面から向き合う事が怖いのは、今ならよく分かります。
それなのに…自分が苦しくなるのも構わずに。
私と、きちんと…
なら。
私もそろそろ、ちゃんと向き合わなきゃいけませんよね。
一歩、踏み出さなきゃいけませんよね。
それが納得だとしても、諦めだとしても。
前か後ろかも、分かりませんけど。
『レッスンが終わったら、少しお話ししていいですか?』
『了解。事務所で待ってるぞ』
あの日を境に更新されていなかった、私とプロデューサーさんとのトーク欄。
それから最近の会話は、恋人同士とは到底思えないものでした。
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