213:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 04:13:21.95 ID:ha7ZcpN9o
リザードの口から放たれる業火、それは社員たちに提供された技マシンの恩恵。
汎用的な炎技の中で安定性と威力のバランスが最も良い“かえんほうしゃ”。
が、それはいい。
ニトロチャージを使った時点で技マシンの可能性は姉妹の思考に含まれていて、火炎放射は想定の範疇。
様々な戦闘を経ている鹿角姉妹が驚くことはない、そのはずだった。
しかしそれは想像の遥か上!眩く爆ぜる大火!!!
理亞「きゃあっ!!?」
聖良「頭を下げて」
聖良の声を受けたマニューラに間一髪で後退させられた理亞は、突如、理解不能の大爆炎に目を白黒とさせ、思わず少女の悲鳴を上げている。
聖良はそんな妹の肩を抱いて落ち着かせ、炎上範囲からギリギリ手前、その先にいる穂乃果へと鋭く睨みを利かせている。
火が収まった廊下、足元に落ちていたのは“フラワー”と書かれた黄色い袋。
同じ袋が焼け焦げた残骸も複数落ちていて、何袋もの中身をぶちまけたのだと理解する。
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