32:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 02:36:45.03 ID:ha7ZcpN9o
そう言うと踵を返し、ルビィは慌ただしく公園の外へと駆けていった。
話が合う、ポケモンも可愛い、おまけに本人も愛らしいと三拍子。可愛いもの好きのことりにはたまらない少女だった。
旅に対して後ろ向きになっていたことりの心も、素敵な出会いにふんわりと浮き立っている。
それはそうと、そろそろ夜だ。
まだ旅慣れない身、夜は出歩かずに宿へと身を落ち着けよう。
ことり「ええっと、慣れないうちはポケモンセンターに泊まるのがオススメだったよね。穂乃果ちゃんと海未ちゃんとも会えるかも…」
ことり「だけど、どっちがポケモンセンターだったかなぁ…?」
見慣れない街並み、暗くなってしまえば様相は一変して、目印にしていた看板はネオンサインに印象を上書きされている。
まだ身の危険を感じる時刻というほどでもないが、長く外に座っていたせいで体が冷えた。
早く戻りたいところだが…
「ねえ、アナタ。ポケモンセンターを探してるの?」
ことり「えっ…」
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