454:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 06:59:05.87 ID:ha7ZcpN9o
にこ「……希から聞いてたわ。アンタが選択だかなんだかを迫られるってもったいぶった言い方で。
んで、結果、アンタは目を瞑って“逃げ”を選んだのね」
海未「穂乃果…ことり…」
にこ「……ま、人生色々あるわよね。にこもアンタより一つ上なだけだから、答えを示してやるだとかはできない。けど、一つ言えるのは…」
海未「教えてください…にこ…!」
にこ「目ぇ覚まさせてやるからしっかり現実見て、自分の頭で考えなさいってことよ!園田!!」
にこはルガルガンを戻し、ボールから別の手持ち、はがね・フェアリータイプのクチートを繰り出した。
にこの手首にキラリと煌めき、そのアクセサリーを海未は知っている。
にこ「絵里や希だけの専売特許?んなわけないでしょ」
海未「…っ」
にこ「メガシンカ!!!」
にこのバングルが輝き、共鳴、クチートの全身が光に包まれる。
小柄で愛らしい体は疑似餌のように、クチートの頭部には巨大な捕食口。
それが二つに増えて頭の両側へ。
黒く二つ、揺れるそれは、まるでにことお揃いのツインテール。そして叫ぶにこ!!
にこ「ブッ倒すわよ!!メガクチート!!!」
海未「っ、私は、負けられない…ゲッコウガ…!!」
晴れぬ混迷の霧中、海未はにこを迎え撃つ。
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