477:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 07:14:34.63 ID:ha7ZcpN9o
“ドラゴンクロー”、“じしん”、“ストーンエッジ”。
にこのフライゴンは物理型、鋭く舞っては木々に爪痕を残す。
同時にメガクチートも相変わらずの猛威を見せる。
特性は“ちからもち”、物理技の威力を埒外に高める強力な個性だ。
478:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 07:15:04.38 ID:ha7ZcpN9o
回避、すれ違い様、ジュナイパーは瞬時に翼を翻している!
翼を大剣に見立て、草タイプのエネルギーを漲らせての大斬撃。
“リーフブレード”の一撃がフライゴンの横腹へとめがけて閃いた。
だが!!
479:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 07:15:31.70 ID:ha7ZcpN9o
にこ「……」
にこは静観している。
480:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 07:15:59.36 ID:ha7ZcpN9o
にこ「迷うな、道理に足を取られるな。世の中のルールを教えてあげる。“勝ったもん勝ち”よ」
海未「……それでは、アライズ団と何も変わりません」
にこ「前提がズレてる。あんた、自分があの連中と同じような悪どい選択をすると思う?」
481:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 07:16:25.39 ID:ha7ZcpN9o
にこ「正解か間違いか?んなことは後から考えりゃいいのよ。軌道修正はいくらでもできる。なのにアンタは戦う前から悩んでる」
海未「……」
にこ「もう決めたなら、そこから迷ったって仕方ないでしょ。勝って勝って勝ち続けて自分の意思を貫けばいいのよ」
482:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 07:16:52.61 ID:ha7ZcpN9o
水渦、俊迅。
ゲッコウガは疑わない。
最初に相棒として選んでくれた瞬間から、この少女を信じて守り、その意思と道を切り拓くのだと決めている。
そんな忍びも海未の迷いに貫くべき意思の方向を見失い、“きずなへんげ”は解けてしまった。
483:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 07:17:18.68 ID:ha7ZcpN9o
三、四、五発。
重ねてさらに十、二十!
海未を叱咤するために生じていたにこの隙、そこを海未は迷わずに突き、ばらまいたのは大量の“みずしゅりけん”。
その一発一発に強力無比な水のエネルギーが漲っていて、にこは舌打ちをして海未へと文句の声を上げる。
484:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 07:17:55.45 ID:ha7ZcpN9o
殺到し、水手裏剣が着弾!
それと同時、フライゴンが散り際に地を叩いて隆起するストーンエッジ!
ゲッコウガは海未の指示通りにそれを躱す。
だが、傍らの海未が岩刃の端にカバンを掠められている。
485:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 07:18:26.27 ID:ha7ZcpN9o
ソノダゲッコウガ、ジュナイパーは同時にドヒドイデへと迫る。
“あくのはどう”、“かげぬい”と下される指示、そして双撃!!
『ドヒデェェ!!?』
486:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 07:19:06.68 ID:ha7ZcpN9o
そして海未はなにやらポーズを取り始める。
顔色に羞恥をたっぷりと滲ませ、なにやらコミカルにおばけを模したようなポージング。
締めにバァッと両腕を広げ、刹那!ジュナイパーへと輝光の力が満ち満ちる!
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