過去ログ - 穂乃果「行くよ!リザードン!」
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724:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 16:08:34.15 ID:ha7ZcpN9o
真姫「行くわよ!スターミー!」


真姫が繰り出したのは手持ち最後の一体、スターミーだ。
それなりにスピードに長けていて対応範囲の広い、バランスの良い一体。
以下略



725:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 16:09:07.60 ID:ha7ZcpN9o
希「うーん…アカンね、これは耐えろってのが無理っぽいわ」

真姫「……これで、四体!!」


以下略



726:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 16:13:49.41 ID:ha7ZcpN9o
希「あーあ、ウチも意外と大したことないなあ。年下の真姫ちゃんたち相手に負けちゃいそうやん?」


そう言って戯けた口調、希はわざとらしく眉を顰めている。
真姫たちは緊張したまま反応を返さない。残念そうに掌をひらりと煽り、そして希は残り二つのボールをふわり、触れずに宙へと浮かべてみせる。
以下略



727:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 16:15:15.54 ID:ha7ZcpN9o
だが、希本来の意識が少し邪魔しているのだろうか。
ポケモンたちと自身が自在に念動力を使えるにも関わらず、真姫たちへと致命的な攻撃を繰り出してきてはいない。

今し方の連撃を防げなかったところを見ても、判断力の類はいつもより低下しているように見える。

以下略



728:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 16:16:14.82 ID:ha7ZcpN9o
あまりにも酷い。三人はトレーナーとしての実力で負けたわけではない。
いや、メガフーディンの力は凄まじかった。正面から戦っても負けていた可能性は高い。
だが、希の念力で首を締め上げられ、指示を出すことさえできなかった。
三人は戦いの土俵に上がらせてもらえていない!

以下略



729:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 16:16:42.22 ID:ha7ZcpN9o
瞬間、テレポートによる奇妙な浮遊感が三人を包む。
上下左右がごちゃ混ぜになるような感覚に襲われ、しかしその感覚はすぐに失せる。

希の力に掴まれていた喉は解放されていて、欠乏していた酸素を呼吸に取り込み…
眼下に、戦場と化したロクノシティが見えている。
以下略



730:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 16:17:10.66 ID:ha7ZcpN9o
真姫「希……っ」

希「………恨んでええよ」

真姫「必ず、あなたを助けるから!!」
以下略



731:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 16:18:44.04 ID:ha7ZcpN9o
三人がぶつかったのは地上ではない。
水面へと叩きつけられ、そのまま飲み込まれ、クリアな水中へと沈んでいく。
いくら水への落下とはいえ、相当な距離を落下していた。普通ならば全身の骨が砕けて即死だろう。

だがその水は随意に制動されていて、まるでクッション。
以下略



732:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 16:20:06.95 ID:ha7ZcpN9o
果南は力強く頷き、狂気に飲まれてしまった同僚を見上げている。
四天王の中では新参だが、人当たりの良い希とは既に仲が良い。果南にとってもこの対峙は、友人を救うための戦いでもある。

対し、希にとってこの会敵は想定内。覇気に満ちた果南の接近を、数分前から感じ取っていた。
真姫たちを“サイコキネシス”で即座に殺めることもできた。
以下略



733:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 16:20:57.65 ID:ha7ZcpN9o



にこ「ぐ…げほっ…!」

以下略



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