751:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 16:39:45.66 ID:ha7ZcpN9o
全滅。もう奥の手はない。
直視する他ない現実に、にこはいよいよ絶体絶命の危機と知る。
にこ(刑事としての勘でわかる。ツバサの目的地はここ、テレビ塔。行かせたら終わり…!)
ツバサ「あなたを殺して、それで終わりね」
にこ「……どうして」
ツバサ「…?」
にこ「どうしてアンタは、こんな酷い真似ができるの?」
この問いに意味はない。
万引き犯や不良少年とはわけが違う。巨悪とはあるべくして斯くあるもの。
その根を問いただしたところで、分かり合えることは決してない。
にこの問いはただ、純然たる引き伸ばし。
返す刃、ガブリアスの腕ヒレで首を刎ねられる…
そんなイメージを覚悟していたが、しかし意外。
綺羅ツバサは口元へと手をあてがい、思考を馳せている。
そして逆に、にこへと問う。
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