876:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 20:38:20.95 ID:ha7ZcpN9o
ダイヤ「………けれど、諦めません」
絵里「どうして?」
ダイヤ「どうして?……ふふっ。やはり、今の冷たい貴女はわたくしの大好きなエリーチカとは別人なのですね」
絵里「……」
ダイヤ「他でもない、貴女がミカボシ山で教えてくれました。自分の力を、自分とポケモンの絆を信じろと」
絵里「…だとすれば、私は随分とナンセンスなことを言うのね。もう眠りなさい…黒澤ダイヤ」
ダイヤ「決して無意味などではありません。意志を以って難道を拓く、それがチャンピオン、それが絢瀬絵里!」
「そうなんです!!」
空から声が降る。まだ幼く、あどけない声が。
金髪、色素の薄い少女は春風のようにダイヤと絵里の間へとすたり、「おっとっ…!」とつんのめりながらボールを叩きつける。
現れたのはピカチュウに酷似した姿、しかしよく見ればぬいぐるみの被り物。
フェアリー・ゴーストタイプ。“ばけのかわポケモン”こと愛嬌溢れるミミッキュ!
それを連れているトレーナーは幼くも絵里の面差しを感じさせる…
最後の四天王は絵里の妹。神童、絢瀬亜里沙!
亜里沙「ミミッキュ!“じゃれつく”!」
絵里「き、キュウコン!」
ダイヤ(反応が遅れた!)
亜里沙「Урааa!今ですっ!」
ダイヤ「っ、全力で…!失礼しますわあああ
あッ!!!!」
絵里「ぐ…!はあっ!?!!」
今度こそ!!
ダイヤの全身全霊、掛け値なしの全てを乗せた右拳が、絵里の頬を打ち抜いた!!!
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