906:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 21:00:01.42 ID:ha7ZcpN9o
ソフトクリーム、その山を二つ連ねたようなルックス。
両方に顔があり、片方は普通でもう片方は満面の笑顔。
奇妙といえば奇妙ながら、愛らしい容姿のこおりタイプ。
可愛くて、かつ大好きなアイスクリームにそっくり。
そんなゆるい理由から育成を始めたのだが、しかし特攻の種族値はなかなかに高いポケモンだ。
至近から生身で氷を浴びせられてはたまらない。
理亞はルビィをマウントした姿勢から飛び下がり、同時に横で続いているポケモンたちの戦いへと目を向ける。
レントラーもムシャーナもまだ倒れていない。
お互いに体力は減じているが、トレーナーからの指示がない状態で膠着気味のようだ。
だがレントラーが押しているように見える。このまま戦わせればムシャーナは落とせる。
そう判断し、理亞は端的に指示を。
理亞「バイバニラが攻撃してくる。避けて」
ルビィ「バイバニラ!“れいとうビーム”っ!」
放たれる青の冷線、レントラーは指示通りにそれを躱す!
違う。
理亞は万策を尽くし、その光線の発射を阻止しなくてはならなかった。
止められないのならレントラーに身を呈させ、落とされてでも防がなくてはならなかった。
ルビィはまっすぐ、理亞とレントラーの“先”を見ている。
ルビィ憎しに近視眼的になっていた理亞に比べ、今よほど冷静に戦場を把握できている。
直線上、その光線が向かう先は…そう、これはあくまでダブルバトル!
ルビィ「当たってぇ!」
理亞「…!?しまった!
『きゅいいいっ!!?』
聖良「ムクホークっ!」
ルビィの狙いは延長線、千歌と戦う聖良のムクホーク!
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