過去ログ - 穂乃果「行くよ!リザードン!」
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932:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 21:19:48.15 ID:ha7ZcpN9o
トレーナーの四人と追従するポケモンたち、その全員が動作と思考を組み直す。
それぞれが油断なく向き合ったままに呼吸を収めている。

戦況を整理しよう。
奇しくも双方、残りは同数。
千歌はメガガルーラとベロベルトに残り一匹。
ルビィがムシャーナと、今ボールからピクシーを繰り出して二匹。

聖良は場にいるヒードランに、ボールに控えるウツロイドともう一体。
健在のマニューラは理亞の方で、ムウマージも目を覚ましていてルビィたちの動きに警戒を払っている。

踏まえた上で、束の間のクールダウン。

千歌はルビィの腫れた頬へと指先を触れさせている。
理亞から殴打を受けたのだろう、傷跡は熱を持って痛々しい。


千歌「ルビィちゃん、顔、痛みは大丈夫?」

ルビィ「い、いたい…けど大丈夫。千歌ちゃんも頑張ってるもん…!」

千歌「ルビィちゃん…よしよし!」

ルビィ「うぁ…えへへ」

千歌「もう少し二人で頑張ろ!」


自分も妹、どちらかといえば甘える側な気質の千歌だが、ルビィといれば年上らしさを垣間見せる。
妹同士だからこそ、今のルビィの奮闘がどれほど死力と勇気を振り絞ってのことかが理解できるのだ。

二人は謂わばダイヤ流、その同門生。
どちらも闘争向きの性格ではないが、二人で背中を預けあっているからこそ立ち向かえる。

青みがかったまぶたの腫れも、倒された際に髪に絡んだ砂埃も、その全部が小柄な体に秘められた意地と意志の証。
千歌はルビィの頭に手を乗せ、ダイヤがするように撫でさすり、継戦へと気持ちを備えていく。



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