948:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 21:29:18.46 ID:ha7ZcpN9o
デンジュモクは電気を食らう。
普通の生物の背にあたる部位にはコンセントのような器官が付随していて、それを地に突き刺せば周囲から電力を強力に吸い上げることができる。
物理現象で見ればまるで意味不明なレベルでの吸引を行なっているのだが、異世界からの来訪者UBたちに常識は通用しない。
そうして食らった電気を蓄電、増幅して高圧電流の攻撃へと変換するのだ。
聖良(チャージは十分、会話はこれまで)
この戦いも終わりが近い。
チャージの完了に、聖良は残る手数の少なさを実感する。
勝つにせよ負けるにせよ、決着に時間は要さない。
聖良(時間が許すのなら、もう少し話してみたい気も…ふふ、私らしくもない)
千歌の普通さに当てられたのかもしれない。
口元を自嘲に少し開き、そのまま唇の隙間から空気を吸い込む。
千歌「あ、準備終わった?」
聖良「……気付いていましたか」
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