953:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 21:32:01.75 ID:ha7ZcpN9o
ギャラドスが姿を見せた瞬間、聖良は火炎の収束を打ち切り、ヒードランへと即座の“マグマストーム”の令を下していた。
紅蓮の溶岩は膨れ上がり、千歌とメガガルーラへと襲いかかる!
だが千歌はすぐさま、ギャラドスへと“たきのぼり”の指示を。
果南のギャラドスはその長体を猛らせ、川面から跳ね上がって膨大な水を“マグマストーム”へと浴びせかけた。
その圧倒的な水量にマグマストームは冷却、食い止められ…
ふらっと、聖良は二歩よろめいている。
聖良(そんな、そんな…これでは、私は)
千歌が最後に温存していたカード、それが四天王の主力ポケモンだなどと誰が予想できるだろうか。
聖良のメンタルの強さは、彼女がかなりの自信家であることに裏付けられている。
千歌とルビィのことを戦いの中に認めつつも、それでも負ける絵図はまるでイメージしていなかった。
だが今…敗北の二文字が現実味を伴い、聖良の足首を掴んでいる。
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