過去ログ - ダイヤ「もう一人の妹?」 ルビィ「もう一人のお姉ちゃん?」
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23: ◆tdNJrUZxQg[sage]
2017/03/30(木) 02:56:49.76 ID:lOVwawcb0


鞠莉『そうそう、クロムが多く含まれると赤色のルビーに、それ以外の色のものは全てサファイアと呼ぶのよ』

ダイヤ「鞠莉さんはやはり宝石に詳しいですわね」

鞠莉『ふっふーん♪そうでしょそうでしょ。だから前々から不思議だったのよねー』


突然、不思議などと言われてはてと思う


ダイヤ「不思議とは……?」

鞠莉『いやだって、ダイヤの妹にルビィなんて、ちょっと不自然じゃない?』

ダイヤ「そうでしょうか?」

鞠莉『私だったらルビィの相方は絶対サファイアにするわね!』

ダイヤ「姉妹は漫才コンビじゃありません。まあ、ルビーに対してサファイアという理屈はわかりますが、わたくしが先にダイヤと名付けられて生まれてきたからじゃないですか?あとは響きとか……」

鞠莉『えーそれならかえって浮いちゃうからルビィには『ルビー』じゃなくて『パール』とか付けるかな!』

ダイヤ「え、なんで真珠……?」

鞠莉『Oh...sorry.ダイヤの家はVideo gameの類は置いていないんだった。』

ダイヤ「は、はぁ……」


よくわかりませんが、恐らくゲームの中でそういう対のものがあるということでしょう。

わたくしが相槌を打つと鞠莉さんは『まあ、でも――』と切り出し


鞠莉『――ダイヤはダイヤだし、ルビィはルビィだよね』


と、急にロマンチックなフレーズを言い出しました。


ダイヤ「は、はい……あの、鞠莉さんどうかしましたの?」


いつもと違う切なげな鞠莉さんの声に少しだけドキリとする。

普段おちゃらけてるのに急にセンチメンタルな感じにならないで欲しいですわ。


鞠莉『Sorry.本当はね、今日の部室でのこと考えてたら懐かしい気持ちになって……それで、少しダイヤと昔話がしたかったの』

ダイヤ「なら最初からそうおっしゃればいいのに」


全く変なところで捻くれてますわね。


鞠莉『んー……なんか私そういうキャラじゃないし?あとダイヤはからかった方が面白い反応してくれるし♪』

ダイヤ「まーりーさーんー?」

鞠莉『あはは♪それそれ♪元気出るじゃない』

ダイヤ「……はぁ全く」


いい話をしていたと思ったらこれなのですから……


鞠莉『ライブも近いんだから、もっとPowerfulにいきましょ!せっかくパパも見にきてくれるんだから頑張らなきゃ!』

ダイヤ「そうですわね。わたくしの家も両親共に来てくださるそうなので……」

鞠莉『Wao!?ホントに?ダイヤよりダイヤモンドヘッドなダイヤパパが見に来てくれるなんて!気合い入っちゃうわね!』


ダイヤモンドヘッドって……まあ、確かにお父様は厳格で御堅い方ではありますが

でも、気合いが入るというのは同感ですわね


ダイヤ「お互い頑張りましょう」

鞠莉『Yes♪』


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