過去ログ - ダイヤ「もう一人の妹?」 ルビィ「もう一人のお姉ちゃん?」
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◆tdNJrUZxQg
[sage]
2017/03/30(木) 03:07:26.17 ID:lOVwawcb0
ルビィが悲痛に叫ぶ。ルビィの言うとおり、この前までお父様はわたくしたちのことを応援していくれたはずなのに
ダイヤ「そ、そうですわ……いくらなんでも唐突すぎますわっ!!」
わたくしも声を荒げて抗議する。……が
黒澤父「もうあのグループとは関わるな……わかったな」
再度、Aqoursを辞めるように忠告し、身を翻して家に入っていってしまいました。
ルビィ「そん……な……」
ルビィが力なくその場にへたり込む
ダイヤ「ル、ルビィ……!!」
ルビィ「なんで……っ……なんでぇ……っ」
妹は大粒の涙をぽろぽろと零しながら、その場にうずくまってしまった。
* * *
いつまでも家の前でうずまっているルビィをそのままにしておくわけにはいかないので
どうにかして立ち上がれる程度まで、ルビィを落ち着かせ、手を引いて家に入る。
ルビィ「なんで……っ……ぐす……っ……なんでぇっ……」
依然ルビィは泣き止まない。
大好きだった、スクールアイドルを――Aqoursを辞めろと宣告されたのだ。
ぼろぼろ泣いているルビィを支えながら、恐らくわたくしも真っ青な顔をしていたのでしょう……
お母様が心配そうに駆け寄ってきた。
ダイヤ「……お母様。……お父様から……Aqoursを辞めるように……言われました……」
黒澤母「……そう……みたいね……」
どうやら先に戻ってきた、お父様から軽く事情は聞いているようだ。
ダイヤ「……どういうことでしょうか」
黒澤母「ごめんなさい……私にもよくわからなくて……とにかく、あのグループは辞めさせるの一点張りで……」
ダイヤ「そう……ですか……」
お母様も酷く困惑している様子だった。
ルビィ「お父さん……やっぱりルビィたちの活動……気に入らなかったのかな……」
ルビィが悲しげに呟く
その姿は……わたくしのためにスクールアイドルを封じていた、押し込めていた、そんな前のルビィのようで
見ていられなかった。
わたくしは立ち上がる。
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