過去ログ - ダイヤ「もう一人の妹?」 ルビィ「もう一人のお姉ちゃん?」
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◆tdNJrUZxQg
[sage]
2017/03/30(木) 03:21:31.36 ID:lOVwawcb0
* * *
ダイヤ「今日は一緒に寝ましょうか……きっと、一人じゃ落ち着かないし。……ルビィも……わたくしも……」
ルビィ「……うん……ありがと、お姉ちゃん……」
繋いでいるルビィの小さな手がきゅっと握ってきたので、わたくしも優しく握り返す。
ダイヤ「……一緒にいたら少しだけ落ち着きましたか?」
ルビィ「……うん」
ダイヤ「なら……自分の部屋から枕を取っておいでなさい。慣れた枕の方が寝やすいでしょう。」
ルビィ「あ、うん。取ってくるね」
さっきよりも落ち着いた足取りで自分の部屋に戻っていくルビィを見て一先ず安心する。
とは言ったものの……これから、どうしましょうか……
正直、手詰まりですわ。
これ以上どうやって核心に近づけばいいのか……打つ手がない状態
と、そのとき、再びプルルルルルと大きな音が近くで鳴り響く
ダイヤ「ぴぎゃぁ!?こ、今度は誰ですの!?」
半ば喰い気味に通話ボタンを押すと
千歌『ひゃぁ!?ご、ごめんなさい!?』
千歌さんでした。
ダイヤ「あ、千歌さん……。ご、ごめんなさい……少し取り乱しましたわ……」
千歌『い、いや……やっぱり皆も電話してきてる感じなのかな?』
梨子『夜分に失礼します……でも、どうしても心配で……』
ダイヤ「梨子さんもいるんですのね?」
曜『私もいるよー!!』
受話器越しに2年生の3人の声が聞こえる。
ダイヤ「曜さんも……すみません。ご心配をおかけしてしまって……」
千歌『メンバーのピンチなんだから、心配しないわけないよー!』
曜『だから千歌ちゃんちに泊まって作戦会議中であります!まあ、その・・・ホントはなんか落ち着かなくて千歌ちゃんの家に来ちゃっただけなんだけど』
曜さんがてへへと笑う
ダイヤ「そうですわね……確かに今は不安ではありますが……少しは落ち着きました。ルビィも一先ずは泣き止みましたし。」
梨子『そっか……よかった……』
梨子さんがほっと胸をなでおろしているのが想像できる。
逆に言うならそれほど心配を掛けていたわけで……
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