過去ログ - ダイヤ「もう一人の妹?」 ルビィ「もう一人のお姉ちゃん?」
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◆tdNJrUZxQg
[sage]
2017/03/30(木) 03:25:54.97 ID:lOVwawcb0
* * *
9月21日からルビィの名前が消されたのではなく……
そもそも黒澤家に3人目の娘が生まれることがまずかったんですわよね。
善子さんとルビィ――いえ、ルビィとサファイアは……双子だったんですね。
双子が時間差で生まれてくるというのはそこまで珍しい話でもありません。
その影響で双子なのに誕生日が違うということもあると聞いたことがあります。
じゃあ、その時間差というのはどれくらい開きうるものなのか……
調べてみたら、80日以上離れて生まれた記録もあったそうです。……なら2ヶ月ちょっとくらいなら不可能ではないと……
ここからはわたくしの推測になってしまいますが……
お父様もお母様も黒澤の家に3人目の娘が出来てはいけないという仕来りをちゃんと把握出来ていなかったのではないでしょうか
そして双子を懐妊し、そのうちの一人目……ルビィ――即ち善子さんが産まれてからその事実を知った。
それもお母様は知らないまま、お父様だけが……
……ルビィが産み落とされ、長い長い出産との戦いの間に……
その仕来りを知ったお父様は……ルビィを翡翠さんに預け、二人は名前を変え……そして
* * *
ダイヤ「あとから産まれてくるサファイアをルビィとして取り上げたのですね……」
黒澤父「……。……あのときほど、この家の仕来りをちゃんと勉強していなかったことを後悔したことはない」
お父様は観念したようにゆっくりと語りだした。
黒澤父「ルビィ――善子さんだったな――が産まれた日――7月13日、喜びの余り、すぐさま新聞社に電話をして出生記録欄に載せてほしいと頼んだ
琥珀はまだ病院のベッドだったがもう一人のお腹の子が産まれてくるまでは時間がかかりそうとのことだったので、黒澤の娘の出生をちゃんと世に広めておくのは自分の仕事だと息巻いていてな
そのとき、俺の爺さん――ダイヤの曽祖父に当たる人間にこう言われたんだ」
『産まれた子は女児だったか?』と
ダイヤ「……?どういうことでしょうか……?」
黒澤父「俺も同じ感想を抱いた。俺は素直に娘だったことを報告したら爺さんはこう言ったんだ。」
『それはよかった。もし男児だったら、なかったことにしなければいけないところだったな』と
ダイヤ「……!!」
黒澤父「最初は耳を疑った……だが、黒澤家に女児しか生まれない理由それは……」
ダイヤ「男児が生まれたら……そもそもいなかったことにした……。それこそ産まれた新生児を捨てた……」
言葉を失った。
まさかそこまでとは
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