過去ログ - ダイヤ「もう一人の妹?」 ルビィ「もう一人のお姉ちゃん?」
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◆tdNJrUZxQg
[sage]
2017/03/30(木) 02:39:16.43 ID:lOVwawcb0
鞠莉「It's joke.」
返しまであのときまま。思わず呆れてしまう。
ダイヤ「……はぁ」
鞠莉「ダイヤったら朝からボケボケだネ!拾い食いでもしたの?」
果南「もう、鞠莉。真面目に仕事してよ……」
果南さんが大雑把に書類を仕分けしながら鞠莉さんを嗜める。
果南「でも確かに珍しいね。ダイヤがぼーっとしてるなんて。なんかあったの?」
ダイヤ「……大したことではありませんわ。」
果南「もうまたそうやって抱え込む……なんでも相談してって言ったじゃん」
ダイヤ「か、果南さん……」
その頼もしい言葉は、自分に自信がなかった頃幼き日のわたくしを守ってくれた果南さんを想起させるようで、つい――
ダイヤ「今朝……変な夢を見たんですの……ルビィじゃない……わたくしを姉と呼ぶ知らない誰かの……」
鞠莉「……ぷっ」
――言ってから、絶対に知られたくない相手もその場いたことを失念していたことを酷く後悔する。
鞠莉「……つ、つづけて……っ」
目の前でぷるぷると笑いをこらえている鞠莉さんに促されて続きを話す……前にさっきの予算案を丸めてぶつけてやりましたわ。
鞠莉「アウチッ!!」
ダイヤ「それにルビィも同じような夢を見たようで……私じゃない姉のような誰かの夢を……」
鞠莉「やはりルビィ絡みですか。ダイヤはルビィラバーだからね」
果南「立ち直り早っ……ってか、ルビィラバーってなに……」
果南さんは一連のやり取りを呆れた顔で見ながら
果南「でも夢のことなんでしょ?確かに姉妹揃って同じような夢見るのは不思議だけど……そこまで気にするようなことじゃないんじゃない?」
ダイヤ「まあ、そうなんですけどね……」
鞠莉「いや、そうとは限らないよ!!」
女3人揃っているのに一人で姦しさを体言している人間が茶々を入れてくる。
鞠莉「夢って記憶に起因するから、もしかしたら生き別れの姉妹がいるってことなのかも!!」
果南「いや、ないでしょ……それに姉妹揃って同じ夢を見た理由にもなってないし……」
鞠莉「いいえ!!夢というのは無意識下で繋がっているという説があって、地域によってはその集合的無意識が象徴として残ったりすることもあるくらいなのよ!!」
果南「ふーん……」
あ、難しい話が始まったと言わんばかりに聞き流すモードに入って作業を黙々と進める果南さん。
鞠莉「かなーん!!無視しないでよー!!」
ハグッ っと果南さんに抱きつく鞠莉さん
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