51: ◆Gf8V70USQ2[saga ]
2017/03/31(金) 09:39:41.43 ID:bQcAVLNZ0
提督「……」
唇から血があふれている。おそらく自分で噛んだのだろう。そうしないと理性が飛んでしまいそうだったから。
52: ◆Gf8V70USQ2[saga ]
2017/03/31(金) 09:42:39.29 ID:bQcAVLNZ0
提督(…全くどうにかなりそうだ)
提督はこの状況を冷静に分析することにした。
53: ◆Gf8V70USQ2[saga ]
2017/03/31(金) 09:45:28.70 ID:bQcAVLNZ0
提督(今私がするべきことはむやみに援軍を頼むことでも、無謀な出撃で五月雨を失うことでもない)
提督(考えろ、考えるんだ。敵戦力の確認…夕立…遠征…五月雨…呉鎮守府…)
54: ◆Gf8V70USQ2[saga ]
2017/03/31(金) 09:54:36.07 ID:bQcAVLNZ0
提督(いや、この考えは早計か?だがこれ以上考えている時間はない)
提督(一か八か…賭けに出るしかないか)スクッ
55: ◆Gf8V70USQ2[saga ]
2017/03/31(金) 09:59:50.78 ID:bQcAVLNZ0
五月雨「…えっ?なんで…?」
提督「その疑問は最もだが、時間が惜しい。改めてもう一度命令を言うからよく聞け」
56: ◆Gf8V70USQ2[saga ]
2017/03/31(金) 10:00:44.18 ID:bQcAVLNZ0
提督「五月雨ちょっと待て」
提督「『これ』をもっていけ」スッ
57: ◆Gf8V70USQ2[saga ]
2017/03/31(金) 10:03:26.33 ID:bQcAVLNZ0
夕立(はぁ…はぁ…はぁ…)
夕立(さすがにここまでっぽい…)
58: ◆Gf8V70USQ2[saga ]
2017/03/31(金) 10:08:38.94 ID:bQcAVLNZ0
夕立は敵の砲撃・雷撃をかわしつつ、反撃の機会を伺うが、その機会はなかなか訪れないまま辺りは暗くなっていく。
夕立の知る由もないが、既に時刻はヒトキュウマルマル。夜戦である。
59: ◆Gf8V70USQ2[saga ]
2017/03/31(金) 10:12:09.66 ID:bQcAVLNZ0
夕立(敵の砲撃を避けるのに手いっぱいだけど…もう燃料も少ないっぽい…)フラッ
軽巡ホ級(−−!!!)カチャ
60: ◆Gf8V70USQ2[saga ]
2017/03/31(金) 10:17:43.19 ID:bQcAVLNZ0
軽巡ホ級(……)スチャ
軽巡ホ級は静かに構える。視界は不良だが着弾音であたったかどうかは大まかに理解できる。あの音なら確実に中破か大破にはなっていると確信していた。
78Res/44.01 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。