過去ログ - 千歌「――私はある日、恋をした。」
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115: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/09(日) 14:14:11.06 ID:kLIl0PWso


善子「果南?その話はもう堕天使が許したって言ったでしょ?」

果南「あー……そうだった」

鞠莉「今考えると……ダイヤはこのこと……考えてたのかな?」


……鞠莉ちゃんの疑問。……私は半分正解、半分間違い……だと思った。


千歌「……たぶん、ダイヤさん……自分がいなくなったら、自動的にルビィちゃんが跡を継がざるを得なくなるってわかってたから……逃げたり、家を無視するってことを拒んでたんだと思う」


それはずっと自分を縛り付けてきたものを……妹に負わせたくなかったから……だと思う。


曜「……とにもかくにも、とりあえず問題が一段落したみたいで安心したかな。」


曜ちゃんがそう言う。

今回は完全に巻き込まれてただけだもんね。

随分心配を掛けてしまったなって思う。


梨子「……でも、本番はこれからだもんね」


梨子ちゃんの言葉に私は頷く


千歌「……うん。これから……いろんな人に認めてもらうために……ダイヤさんと一緒にいるために……私も頑張らなきゃ……ね」

曜「千歌ちゃん……ちょっと大人っぽくなったね」


曜ちゃんがなんだか少し寂しそうに言った


千歌「え?……そ、そうかな……?」


自分ではよくわからないけど……


梨子「……恋は人を盲目にするけど……それと同時に……人を成長させるものなんじゃないかな……」



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