過去ログ - 千歌「――私はある日、恋をした。」
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18: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/09(日) 13:26:21.94 ID:kLIl0PWso

ダイヤさんは少し残念そうだけど……。実際お返しってなったらダイヤさん張り切って用意してくれちゃうだろうし……しょうがないよね。


千歌「気持ちだけでも……チカはすっごい嬉しいから」

ダイヤ「そ、それじゃあ……!!」


ダイヤさんは書類の山――ううん、今日は仕事が少なかったみたいだから、普段山がある場所を指差す


千歌「……?」

ダイヤ「今日みたいに仕事が少ない日は……なにか千歌さんのお願い事を聞く……というのはどうでしょう」

千歌「お願い事……ですか」

ダイヤ「ええ、日頃これだけお世話になっているのです。わたくしに出来ることだったらなんでも言ってくださいまし。……あ、でも変なお願いごとはしないでくださいませね?」

千歌「し、しませんよ……///」


変なお願い事ってどんなことだろう……///

それはともかく、暇な日に何かお願い事を聞いてくれるって言うなら、そんなにダイヤさんの負担にもならないだろうし……ダイジョブかな……?

でも、お願い事か……


千歌「……う、うーん……いきなり言われても……」

ダイヤ「す、すみません悩ませるつもりで言ったわけでは……わたくしが千歌さんにお返し出来るものがどれほどあるかはわかりませんが……」


ダイヤさんは少しシュンとする。

ああ、そんな顔しないで……えっとー……。――あっ


千歌「日舞……」

ダイヤ「……え?」


あのとき、体育館で見た、あの舞……




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