過去ログ - 千歌「――私はある日、恋をした。」
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23: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/09(日) 13:29:09.95 ID:kLIl0PWso
『チカが一番知ってる』……ね。
少し難しい顔をしていると鞠莉が後ろに引っ付きながら囁いて来た。
鞠莉「――果南も嫉妬Fireなのかな?♪」
果南「……違う」
……わかってる癖に
鞠莉「あはは、冗談だよ〜。ちかっち〜あなたがそんなに心配そうな顔ばっかしてたら、かえってダイヤが気疲れしちゃうよ〜」
千歌「あ……うん……」
ダイヤ「千歌さん……大丈夫、今日は少し疲れていただけなので……」
千歌「……うん」
鞠莉「さぁさ!ダイヤも最後の一仕事が残ってるんだし、私たちは先に撤退しましょ♪」
千歌「え、ちょ、ちょっと鞠莉ちゃん……!!」
鞠莉が強引に千歌を連れて行く。
こういうときに限っては言わなくてもなんとなく意思を汲んでくれるのは助かるんだけど……
全くどうして、私の同級生たちはこうも自分を気遣うのが下手なんだろうか――私も人のこと言えないかもだけど
皆が帰った後の屋上。
ダイヤと二人きり
ダイヤ「それで?話ってなんですか?」
果南「……うーん、引き止めておいてなんだけど……言わなきゃわからない?」
ダイヤ「…………」
ダイヤは押し黙る。
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