過去ログ - 千歌「――私はある日、恋をした。」
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40: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/09(日) 13:37:39.68 ID:kLIl0PWso
* * *
放課後の練習時間。私はいつも通りみんなのダンスをチェックしていたが……
……この前ほどじゃないけど、ダイヤのダンスのキレが悪い。
いや、どっちかというと……この前より上手に隠してるだけで全体的なパフォーマンスはこの前よりも酷い気がする。
――最近は調子よさげだったから大丈夫だと思ったんだけどな……
全く……と思ってると鞠莉と目が合う。
鞠莉「……」
……鞠莉もなんとなく気付いてるし、準備は出来てると目が言っていた。
ま、お互い伊達にダイヤの幼馴染やってないしね。しょうがない。
果南「皆、一旦ストップ」
善子「……どうかしたの……?」
曜「どこかフォーム崩れていたでありますか?」
曜が敬礼しながら言ってくるけど
果南「えっと……」
ダイヤの方を見たら……あ、目逸らした。
果南「……ダイヤ」
ダイヤ「……な、なんでしょうか」
……なんでしょうかじゃないよ。強情だなぁ……。
ダイヤに向かって大股で近付いて
ダイヤ「も、もう……な、なに……。……!?」
私はダイヤのおでこに手を当てた
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