過去ログ - 千歌「――私はある日、恋をした。」
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53: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/09(日) 13:43:53.39 ID:kLIl0PWso
そうですわね……これ以上、千歌さんを泣かせるようなことは……できればしたくない……。
鞠莉「さて、状況報告は受けたし、とりあえずこれでこの話は終わりね。……たぶん、そろそろルビィが呼んだ黒塗りの車が迎えに来るからダイヤはそれで帰ること。」
ダイヤ「……え、あ、はい」
鞠莉「ん?なんか気になることでも……ああ、戸締りとかの確認くらいは私が代わりにやっておくから――」
ダイヤ「ああ、いえそっちじゃなくて……千歌さんは……」
横で眠る十千万のお姫様を見る。
鞠莉「ああ、梨子が送ってくって残ってくれてるわ」
ダイヤ「梨子さんが?」
鞠莉「なんか、ちかっちからいろいろ相談されてたみたいでね。なんとなく、何があったか察してるっぽいよ。」
ダイヤ「……そうですか」
程なくして、ルビィが保健室に入ってきた。
ルビィ「お姉ちゃん……大丈夫……?」
ダイヤ「ええ、だいぶ落ち着きましたわ……ルビィにも……心配をかけましたわね……ごめんなさい」
ルビィ「うぅん……大丈夫。……あの」
ルビィの視線がわたくしの隣で寝ている千歌さんを見ている。
……この状況、確かに気になりますわよね
鞠莉「……まあ、いろいろあったのよ。とりあえず、スルーしてあげて。」
ルビィ「そ、そっか……」
すかさず鞠莉さんがフォローする。
確かに説明しづらいし、こういう気遣いは助かりますわね……
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