過去ログ - 千歌「――私はある日、恋をした。」
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7: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/09(日) 13:20:04.03 ID:kLIl0PWso

ダイヤ「……そもそも、上級生が引退してからはずっとこうして一人で仕事をこなしてきたわけですし。慣れっこですわ。」


なんて、強がる。


千歌「わかりました」

ダイヤ「そう……わかって頂けたなら――」

千歌「私が出来るだけ、手伝いに来ます」

ダイヤ「そうそう……千歌さんが手伝いに――え?」


チカの提案にダイヤさんが少しだけ抜けた声を出す。


ダイヤ「いや、だからこれはわたくしの仕事であって……」

千歌「むー……強情だなぁ。……じゃあ、Aqoursのリーダーとしてメンバーの仕事を手伝いに毎日来るから、それならいいでしょ?」

ダイヤ「……」


ダイヤさんが黙る。あと一押し


千歌「チカに出来ることってあんまないかもしれないけど……いないよりマシでしょ?……それにやっとAqoursとして一つになれたのにダイヤさんに何かあったら嫌だから……ダメですか……?」

ダイヤ「……はぁ。……わかりました。」


やっと了承を得る。

ただお手伝いを申し出てるだけなのに、一苦労だよ……もう

――でも、こういうところもある意味ダイヤさんらしいかな


ダイヤ「ただし」


キッとチカの方を見て


ダイヤ「勉学が疎かになったら活動を控えるように言われかねません。授業中居眠りなど、しないようにしてくださいね?Aqoursのリーダーさん――」

千歌「――」


……う、うん。ダイヤさんらしい……ね

私はダイヤさんに叱られないように頭の中で午後の居眠りスケジュールを訂正するのだった。




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