過去ログ - 千歌「――私はある日、恋をした。」
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72: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/09(日) 13:52:37.64 ID:kLIl0PWso


お姉ちゃんは苦笑いして言った。


ダイヤ「――わたくし、黒澤ダイヤは……高海千歌さんとお付き合いをさせて頂いております。」

ルビィ「……うん」

ダイヤ「ルビィ……その……わたくしは……」

ルビィ「ルビィね……お姉ちゃんにはお姉ちゃんの好きなように生きて欲しいな……」

ダイヤ「……!!」


お姉ちゃんはルビィの言葉に少し驚いたような顔をした


ダイヤ「ルビィ……あなた……」

ルビィ「最近のお姉ちゃんね……見てるこっちが嬉しくなっちゃうくらい幸せそうだから……」

ダイヤ「…………」

ルビィ「だから……ルビィはそうして欲しい……」

ダイヤ「……ルビィ」


お姉ちゃんは俯いていた。

今でも悩んでいるんだなって


ルビィ「……なにがあっても、ルビィはお姉ちゃんの味方だから……」

ダイヤ「ルビィ……ありがとう……」


お姉ちゃんはそれ以上は何も言わなかった。

言いたくなかったのか、言わなくてもルビィはわかってるって思ったのか……

そこまでは判断出来なかったけど……

それでも、お姉ちゃんはそれ以上は何も言わなかった――




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