過去ログ - 千歌「――私はある日、恋をした。」
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84: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/09(日) 13:59:03.86 ID:kLIl0PWso


ダイヤを軽く睨む。千歌と付き合ってる?……一体何を考えてるんだ


ダイヤ「……か、果南さんはそういうのは……"ナシ"な人ってことですか……」


ダイヤが私を軽く睨み返して、言葉を吐く。


ダイヤ「……それとも、大事な幼馴染を取られて憤慨しているんですか……?……それなら謝りますがわたくしと千歌さんは――」

果南「違う!そういうことじゃなくて……!!」

ダイヤ「……っ」


私の剣幕にダイヤが黙る。


果南「……ねえ、ダイヤ……家に……どう説明するの……?」

ダイヤ「……っ!!」


ダイヤがビクリとした。

まるで先送りにして、目を逸らしていた問題を突きつけられたような……そんな反応

ダイヤは……一呼吸、二呼吸……間を置いてから、搾り出すように――


ダイヤ「……ど、どうにか……しますわ……」


そう言った。


果南「どうにかって……どうやって……?……どうやって黒澤の家を説得するの?……ダイヤは跡取り娘でしょ?」

ダイヤ「……っ!!……な、なんでそんなこと果南さんに説教されなくてはいけませんのっ!!」


ダイヤが声を荒げる。




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