過去ログ - 千歌「――私はある日、恋をした。」
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87: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/09(日) 14:00:24.99 ID:kLIl0PWso
……もっと話をちゃんと聞いてあげればよかった。
何が『言わなきゃわからない?』――だ
ちゃんと言葉にしないとダメだって、鞠莉と大喧嘩して、ついこの前思い知ったばっかりなのに、何も反省していない。
ダイヤ「でも……っ!!」
果南「……」
ダイヤ「千歌さんが好きなんです……っ」
ダイヤが苦しげに言葉を吐く
果南「ダイヤ……」
ダイヤ「千歌さんでわたくしの心がいっぱいなんです……っ……千歌さんがいない人生なんて……考えたくない……っ……」
果南「……」
ダイヤ「わたくし……こんなことなら……黒澤の子になんか……生まれたくなかった……っ……」
『黒澤の子になんか生まれたくなかった』
あのダイヤがそんなこと言うなんて……
果南「……ごめん……」
それくらい本気だったんだ……私が鈍くて気付いてなかっただけで……
鞠莉「ご、ごめん……ごめん、ダイヤ……わ、わたし……全然わかってなくて……」
気付いたら鞠莉も顔面蒼白でへたり込んでいた。
発破をかけてしまったことに責任を感じているのだろう。
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