過去ログ - 千歌「――私はある日、恋をした。」
1- 20
87: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/09(日) 14:00:24.99 ID:kLIl0PWso


……もっと話をちゃんと聞いてあげればよかった。

何が『言わなきゃわからない?』――だ

ちゃんと言葉にしないとダメだって、鞠莉と大喧嘩して、ついこの前思い知ったばっかりなのに、何も反省していない。


ダイヤ「でも……っ!!」

果南「……」

ダイヤ「千歌さんが好きなんです……っ」


ダイヤが苦しげに言葉を吐く


果南「ダイヤ……」

ダイヤ「千歌さんでわたくしの心がいっぱいなんです……っ……千歌さんがいない人生なんて……考えたくない……っ……」

果南「……」

ダイヤ「わたくし……こんなことなら……黒澤の子になんか……生まれたくなかった……っ……」


『黒澤の子になんか生まれたくなかった』

あのダイヤがそんなこと言うなんて……


果南「……ごめん……」


それくらい本気だったんだ……私が鈍くて気付いてなかっただけで……


鞠莉「ご、ごめん……ごめん、ダイヤ……わ、わたし……全然わかってなくて……」


気付いたら鞠莉も顔面蒼白でへたり込んでいた。

発破をかけてしまったことに責任を感じているのだろう。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
125Res/139.30 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice