過去ログ - 千歌「――私はある日、恋をした。」
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88: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/09(日) 14:00:51.44 ID:kLIl0PWso

果南「ダイヤ……鞠莉……荒々しいことしてごめん……」

鞠莉「……果南……」

ダイヤ「……いえ……っ……」

果南「……とりあえず、一旦落ち着けるところに行こう……えっと……」

鞠莉「り、理事長室……っ!!あそこなら私たち以外、誰も入れないから!!入れさせないからっ!!」


ダイヤの動揺も酷いけど、鞠莉も軽く錯乱気味だった。

――私のせいだけど……

でも、今自分を責めていてもしょうがない……


果南「とりあえず、理事長室に行こう……」


私たち3人はふらふらと理事長室へと歩き出した。





    *    *    *





部室内は空気が凍っていた。


梨子「千歌ちゃん……大丈夫?」

曜「千歌ちゃん……」

千歌「……」


リリーと曜が千歌の手をぎゅっと握って励ましている。

マリーは果南とダイヤを追いかけて飛び出して行ってしまったし、ルビィは俯いて固まっている。


善子「……なんか知らない間にとんでもないことになってる?」

花丸「……そうみたいだね」


どうやら私同様、蚊帳の外にいた、ずらまるが相槌を打つ。



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