過去ログ - 千歌「――私はある日、恋をした。」
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94: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/09(日) 14:03:52.73 ID:kLIl0PWso
* * *
果南「ダイヤ……ごめん……」
驚いて勢いで連れ出してしまったとは言え、もっとうまいやり方があったんじゃないか
今更、後悔している自分がいる。
ダイヤ「いえ……遅かれ早かれ、ぶつかっていた問題……ですわ……。」
鞠莉「ダイヤ……もう逃げちゃおうよ……外国に逃げちゃえば……同姓婚が認められてる国とかにでも……」
果南「鞠莉……」
……そうは言うものの、ダイヤが家の責任から逃げられるなら最初から問題にはなっていない。
ダイヤも鞠莉と同じでロイヤルな環境で育った子だ
だけど、ダイヤと鞠莉とでは置かれている状況が正反対……それが鞠莉に家の重さとかに対する理解を遠ざけるのに拍車を掛けていたのかもしれない。
とりあえず……このまま、皆で落ち込んでいてもしょうがない。
果南「ダイヤ……」
ダイヤ「……なんでしょうか……?」
果南「その……さっき、どうにかするって言ってたけど……具体的に何か方法とか考えてたの……?」
ダイヤ「……えっと……わたくしが性転換するとか……」
果南「いやいや……」
ダイヤ「……黒澤の家を潰すとか……同姓婚が認められる社会を作るとか……」
果南「……」
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