過去ログ - これから日記を書く 七冊目
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216:名無しNIPPER[sage]
2017/06/05(月) 20:43:34.49 ID:06oVM60g0
乙!
寝てる……だけだよね? ね?


217: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/06/06(火) 02:00:34.74 ID:OiEAeJeU0
EVEの中に存在するVR空間内、そのハッキングをエクスは再開していた。松明を片手に、この洞窟に必要と言われたものを探しに探索を進めている。

ここのところの急務で肉体的な疲労を感じている。そのことが影響するとすれば、何かの事態に対しての反射ぐらいで、この空間で身体を動かすことそのものに影響はなかった。身体と思考がわかれているかのような矛盾を抱えて、闇の奥へと進んで行く。

この洞窟に入る時に、君なら大丈夫だろうと慰めにもならない言葉をかけて消えた以降、山海を模したAIは姿を見せていない。何を企んでいるかわからない分、いないことの方が余計な心配がよぎる。もはや背後には明かりはなく、狭く暗い空間に居れば明るい発想は出来なかった。
以下略



218: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/06/06(火) 03:20:29.71 ID:OiEAeJeU0
五百九十一日目

大型駅エリアの偵察を行った。結論から言うと大型駅を中心として、パラノイアの拠点が築かれている。そう言って差し支えない状態だった。残念ながら、奴の所在は全くわからない。まぁ、堂々と屋外で活動する訳もないだろうからな。

敷設されたバリケードの中心に大型駅があることから、恐らくその周辺にいるのは確かだろう。大まかな位置さえ後はいい、どうせ一筋縄ではいかない相手だからな。
以下略



219: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/06/06(火) 03:45:01.88 ID:OiEAeJeU0
4月4日

今日は大型駅エリアの偵察を行うこともあり、残ったメンバーはその大型駅エリアと隣接するエリアの境目を中心に、ゾンビ処理を進めることとなった。

その偵察の結果、パラノイアはこちらの攻撃に対しての用意を進めている。バリケードで自分が確実に感知、及びゾンビのコントロールが効く範囲を囲ったと考えている。バリケード内部に入れば、間違いなく強烈な攻撃を仕掛けてくると予想できる。
以下略



220:無線機の前に日誌がある  ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/06/06(火) 04:37:27.43 ID:OiEAeJeU0
4/4 担当蒲谷 朝

いよいよ大型エリアの探索か。

何があっても動けるようには、しておかないと。
以下略



221: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/06/06(火) 04:57:57.34 ID:OiEAeJeU0
『将軍(ジェネラル)が殺された、か』

月明かりが差し込む、大広間。壇上に置かれた大きな椅子にいつも通り何者かが座っていた。その近くで跪くのは、側に剣と盾を左右においた褐色肌の赤い目の亜種。ソードマン。

それは、次の言葉を待つかのような態度なのだが、この場所に響き渡るのは無音という名の音だけ。しかし、音に限らなければ確かに圧迫感もこの場所を支配している。
以下略



222: ◆e6bTV9S.2E[saga sage]
2017/06/06(火) 05:05:30.15 ID:OiEAeJeU0
>>215
まぁ、研究所もなんだかんだで大忙しだからねぇ

>>216
綺麗な顔してるだろ。寝てるんだぜ。


223:名無しNIPPER[sage]
2017/06/06(火) 06:33:02.03 ID:sjPO8PlM0
乙!
なぜほっとかないかといえば、まず場所が悪い。砂丘ででもやっていろ
次に、知性があると分かっていても、既に交渉など出来ない状況なうえ、ゾンビ共の食料が基本的に人間で、そっちから襲ってくるからだ


224:名無しNIPPER[sage]
2017/06/06(火) 23:09:25.32 ID:IZxjR16n0
アリエ……アリエ……アリエール


225: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/06/08(木) 00:47:29.11 ID:SDlwEhAJ0
扉の向こうには現実で見ることはないエクスの眼前に光景が広がっていた。前方には今入ってきた扉と同じ石でできた祭壇らしきのものがある。台形型で恐らく四方から登れる階段があるように見えた。そして、その祭壇の上部には光り輝くクリスタルが浮かんでいる。

必要なアイテムと言われたものは、どう考えてもそれぐらいしかない。問題はゲームの世界でよくいるボスがいるかいないか。ステータスといったものが存在しない以上、自分はゲームの中で強くはならない。これまで出てきた敵も情けないながら倒したというのに、更なる強敵となれば、考えたくもなかった。

クリスタルの明るさで視界は確保できている。松明を置き、武器を装備しなおして祭壇へと向かう。緊張が思考を支配し、現実と同じように手から汗がにじむのを感じる。祭壇手前まで来て左右を見回してみたが、何かがいる様子はない。
以下略



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