過去ログ - これから日記を書く 七冊目
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424: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/09/10(日) 14:26:58.98 ID:xHLIXka10
自由落下していく身体は、下から突き上げられるような感覚を纏い、胃もせり上がって息苦しさを感じさせる。眼下に見えるのはバリケードの足場、どうやって積み上げたかはわからない瓦礫、そのコンクリートの上部へ身を飛ばす。

その短い時間、それを狙いすましたようにジャンピングゾンビの数体が、その身を弾丸として3人に向かって射出してきた。

空中での行動はかなり限定化される、そこを狙い撃ちにするのは当然のことだった。だが、強襲班に属するメンバーは、探索組の中で選りすぐりの戦闘力の持ち主達だ。
以下略



425:名無しNIPPER[sage]
2017/09/10(日) 14:34:46.76 ID:zVSyoySj0
JZ「俺を踏み台にしたぁ!?」


426: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/09/10(日) 14:50:38.16 ID:xHLIXka10
降りたそばには、先ほど確認したバイクがあった。壊れた状態もごく最近と思える状態に、ハンターがこの中にいる。その確信を抱ける。気になるのは、彼が愛用しているチェーンソーの音が全く聞こえないということか。外ではなく中で戦っているのか、それとも。

「先ほどのジャンピングゾンビ以外、寄ってくる気配がありませんな…」

「何を企んでるんだぞ…?」
以下略



427: ◆e6bTV9S.2E[saga sage]
2017/09/10(日) 14:59:34.44 ID:xHLIXka10
>>423
まぁ、なんだかんだで放浪者の方が無茶ぶり始めるようになったからね

>>425
わりといつものことです。
以下略



428: ◆e6bTV9S.2E[saga sage]
2017/09/15(金) 03:13:24.91 ID:Xe/LVchX0
はてさて、更新が遅くなり申し訳ない。まぁ、展開が展開なのとちょい忙し目で停滞気味です。

まぁ、まずは第一陣の戦闘分ぐらいは早ければ明日ぐらいに更新予定です。しばしお待ちを。


429:名無しNIPPER[sage]
2017/09/15(金) 06:57:56.38 ID:foVnEvrS0
乙!
状況はどのように動いていくのか


430: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/09/18(月) 04:29:17.46 ID:1CpVPgzU0
たどり着いたのは広場のようになっている場所だった。仕掛けてくるとするなら、絶好の場所。3人はそれを感じつつ足を踏み入れる。整って植えられた木々が左右に並び、一定間隔でベンチが置かれている。中央には大きな噴水もある。そしてその向こう側から、それらはやってきた。

今までどこに存在していたのか、そう思いたくなるほどの量。ゾンビのみならず、変異体も多数混在するその群れは、こちらを襲う意図をもって歩み寄っていることは明確だった。周囲を見る必要はなかった、この時点で自分達が囲まれていることは明白なのだから。

「優先は変異体でよろしいか…?」
以下略



431: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/09/18(月) 04:47:23.00 ID:1CpVPgzU0
「予想通りジャンピングゾンビが来たぞ!」

「じゃア、ちゃっちゃト叩き潰すっすよ!」

それはまさしくなだれ込むと言っていいものだった。惜しげもなく投入されるジャンピングゾンビは、四方から3人へ向かって飛びかかってくる。普通なら狼狽するどころではなく、それだけで死を予測できる一手。だが。
以下略



432: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/09/18(月) 05:15:46.56 ID:1CpVPgzU0
工作班と合流を急ぐ井門達だったが、想定以上に攻撃が激しさを増していた。確実に拠点のメンバーの人員を減らそうとしている。そんな意図を持っているようにも思えた。

井門が救いだと思っているのは、運転手が佐田ということだった。運転技術ということも十分あるが、この状況に置いてもさほど動じていない。もし、これが他の警備組のメンバーだったとしたらこうはいかなかっただろう。

「ふん、予定地点から遠ざけられているな」
以下略



433: ◆e6bTV9S.2E[saga sage]
2017/09/18(月) 05:20:22.67 ID:1CpVPgzU0
>>429
現状はこの通り。強襲班はパラノイアの第一波と交戦、井門達は作戦行動に遅延というところ。


次はもう少し早めに交信できればいいんだけどねぇ


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