600:名無しNIPPER[sage]
2018/01/13(土) 03:38:34.67 ID:IOvpopdn0
でも想定以上には居るらしいから、カバーしきれるのかどうか……
601: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2018/01/14(日) 01:47:43.93 ID:pO+fsYIv0
井門と行商が合流した工作班は、勢いに乗り3つ目の破壊に成功する。これだけの脱出候補を用意すれば、工作班としての役目は果たしたと言っていい。バリケード破壊の報告の後、防御に向いた塀に囲まれた建物に入り、防衛態勢を維持したまま、全体的に小休止を取る。
工作班として考えられる行動は2つ。このままバリケード前に残り、そこに残存するゾンビを可能な限り処理すること。あるいは、バリケード内部に突入してパラノイア討伐に加勢する。
小休止をやっととれたという状態で、メンバーの消耗が激しいのは事実だ。ここまでのバリケード破壊をノンストップで行えた事自体が、強行軍という行動に他ならない。そう考えるならば、このままバリケード前に残る方が無難だ。
602: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2018/01/14(日) 02:15:55.06 ID:pO+fsYIv0
「バリケード内部に突入します。危険も皆さんの消耗も承知していますが、パラノイアが持つ戦力、それを自由に使わせること、それが最も我々を危機へと導くと判断します」
「……。全員、持ってる武器のチェックを、10分後出発。でいいですか、山中さん」
えぇと、肯定を井門に彼女は返す。疲労の色は隠せはしないが、全員にこの決定へ関して不満や反対の様子は見えない。むしろそれが当然であるかのようにも見える。
603: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2018/01/14(日) 02:50:49.32 ID:pO+fsYIv0
「もう少々だけお付き合いいたしますよぉ。もしお入りのものがございましたら、この間でお売りいたしますがいかがいたしますかぁ?」
「…やめとく、すでに高くついてそうだからな。わりぃが、そっちはそっちで身を守ってくれ。あんたらの戦い方は知らないからな」
身を護る術は心得ていると言って、社長は課長と平を連れて外へと出ていく。恐らく、愛用の装甲車で準備が必要なのだろうと考え、井門は特に止めなかった。問題は、どこまでその助力をこちらに押し付けてくるか。後々の交渉に悪影響がない事だけを、祈った。
604: ◆e6bTV9S.2E[saga sage]
2018/01/14(日) 02:55:07.03 ID:pO+fsYIv0
>>598
まぁ、いろいろとね。
ちょいと演出もありきのところもあるけどね。
605:名無しNIPPER[sage saga]
2018/01/14(日) 07:40:19.16 ID:526/UKkP0
乙!
バリケード内に入って、進もうかっちゅう所で離脱判定出たりしてw
606:名無しNIPPER[sage]
2018/01/14(日) 10:46:45.97 ID:QMkiT3+N0
中で彼らを待ち受けるのは……
607: ◆e6bTV9S.2E[saga sage]
2018/01/17(水) 00:29:57.92 ID:6Jw9H2Mx0
>>605
でちゃうやもねぇ
>>606
なんだろうな
608: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2018/01/20(土) 15:55:50.44 ID:F7pWUeGA0
準備を整えた工作班はバリケード内部に突入を開始した。期せずして、拠点の勢力はほぼその場所へと集まっている。それぞれの班は、任務の進捗以外に詳しい状況の説明はしていない。にも拘らず、それは導かれているようにも思える。彼等に、そんな考えなど微塵もないだろう。
もちろんそんな状況を知らない工作班は、新たに向けられたゾンビの群れに対処しながら侵攻を続ける。前方は山中、林道。中央に井門、西切、エコー。その左側に行商の装甲車、右側にEVEが盾として配置。後方はジープを運転する佐田と、後方確認の一ノ瀬。残りの小間城、風虎、フェアリーは遊撃として動く。
内部に入ってからの攻撃は、バリケード破壊時よりも苛烈になっていくが、どこか手ぬるさも感じられた。言うならばそう、集中を欠いているような状況だ。
609: ◆e6bTV9S.2E[saga sage]
2018/01/20(土) 15:59:32.61 ID:F7pWUeGA0
短いけれど、ちょとおでかけでいったん中断。
勘がいい人ならわかるだろうけど、この後判定です。
610:名無しNIPPER[sage]
2018/01/21(日) 05:45:05.79 ID:Vu40CUve0
乙!
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