過去ログ - ヴィーネ「愛妻家の朝食」
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37: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 16:18:41.04 ID:LzjXz4kL0





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38: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 16:19:12.39 ID:LzjXz4kL0



「ガヴリール、行くんでしょ? 早く準備をしなさい!」

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39: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 16:19:43.26 ID:LzjXz4kL0




二人と入れ違うようにしてラフィが教室に入って来た。
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40: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 16:20:12.06 ID:LzjXz4kL0



ラフィの家は学校から十分ほどの場所で、アパートというよりはマンションと呼ぶ方が適切な、小奇麗な住居だった。

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41: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 16:20:40.77 ID:LzjXz4kL0




「おじゃまします」
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42: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 16:21:09.38 ID:LzjXz4kL0




居間に通され、ローテーブルに着く。
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43: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 16:21:38.46 ID:LzjXz4kL0



「ジャムをクラッカーで挟んでみました。すみません、少々時間がかかってしまいまして」

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44: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 16:22:04.51 ID:LzjXz4kL0



クラッカーは深めの皿に入れてあり、何が挟んであるかわからない。

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45: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 16:22:39.54 ID:LzjXz4kL0





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46: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 16:23:07.74 ID:LzjXz4kL0



ワサビ特有の吹き抜けるようなつーんとした辛さに身構えながら、恐る恐る口に運ぶ。

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47: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 16:23:41.16 ID:LzjXz4kL0




拍子抜けしてしまって、また安堵もあって、急に怒る気にもなれず混乱したままクラッカーを食べ終えた。
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