過去ログ - ヴィーネ「愛妻家の朝食」
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46: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 16:23:07.74 ID:LzjXz4kL0



ワサビ特有の吹き抜けるようなつーんとした辛さに身構えながら、恐る恐る口に運ぶ。

以下略



47: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 16:23:41.16 ID:LzjXz4kL0




拍子抜けしてしまって、また安堵もあって、急に怒る気にもなれず混乱したままクラッカーを食べ終えた。
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48: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 16:24:11.79 ID:LzjXz4kL0




それからしばらくは、野菜の適切な保存方法とか、今日もサターニャが担任に怒られたこととか、他愛もない話をした。
以下略



49: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 16:24:38.71 ID:LzjXz4kL0



「これは、私とガヴちゃんの子供のころの写真です」

以下略



50: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 16:25:13.40 ID:LzjXz4kL0




それからは、ラフィの昔語りに相槌を打ちながら、さっぱりとした上品な甘さの紅茶をすすった。
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51: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 16:25:43.63 ID:LzjXz4kL0


「私は驚いてしまって急に涙は出てこなかったんですけど、

ガヴちゃんが泣きだしてしまいまして、つられて私もちょっと泣きました。
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52: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 16:27:53.93 ID:LzjXz4kL0


今から百年ほど前に下界の画家が、パイプたばこの絵を描いた。

その絵が衝撃的だったのは、そのリアルさでも、あるいは色使いでもない。
以下略



53: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 16:28:21.51 ID:LzjXz4kL0



「ガヴちゃんの家のそばには、きれいな湖があるんですよ。魚釣りをしたこともありまして……」

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54: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 16:28:51.19 ID:LzjXz4kL0


ラフィはアルバムを次のページへとめくる。

レースの施されたノースリーブのワンピースを着ているところを見ると、季節は夏らしい。
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55: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 16:30:28.12 ID:LzjXz4kL0



「なんだか一方的ね」

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56: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 16:30:57.56 ID:LzjXz4kL0


「言葉遣いは勇ましくても、根っこは優しい子なんだなっていうのが最近よくわかって、もっと深く知りたいと思っています。

本当に、不思議な方……」
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