過去ログ - ヴィーネ「愛妻家の朝食」
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85: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 16:47:31.81 ID:LzjXz4kL0



「中にあるものは外からはよく見えないし、気付かれない。

中に何かあるのかどうかさえも、意識の外にある。

だから、一所懸命に頑張って人の役に立って、そうしないと、口をきいてもらう資格も与えられないと思ってた。

ネトゲからゲームにはまったのも、プレイヤー同士が交流している様子が楽しげに見えたからだと思う」


ガヴは口調こそぶっきらぼうだが、意外と寂しがり屋なところがある。

私が遊びに誘うときも、照れ隠しで一度は断るが、なんだかんだと毎回参加してくれる。


「ゲームは時間をかけたらかけただけ返ってくるものがあったし、あっという間にのめり込んだ。

気が付いたら私は優等生でもなんでもなくなっていたし、いよいよネトゲの中にしか居場所はないのかなって思った。

箱から出たくて、箱に入れ込むなんて、皮肉だよね」





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